1982年のアメリカ映画「ファイヤーフォックス」に登場する架空のソ連機。公開当時から熱烈ファンである私は、当然ながら1/144で図面を描いてフルスクラッチしたり、たまごファイアフォックスを作ったりしたものですが、なんと、HMAGARAGEさんというメーカーさんから1/144のキットが発売されました。３機分購入し、1機は素組みでセルジュコフ迷彩に、2機は色々手を入れて劇中の1・2号機として作りました。頭にあるイメージを大事に、劇中のプロップ等の写真も参考に手を入れた箇所は以下の通りです。

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・太いパネルラインを埋めて堀り直し

・背中とインテイク前の機体ライン修正

・各翼端とインテイク仕切板の削り込み

・キャノピー周りの面取り修正

・主翼チャフディスペンサーの形状修正

・左翼ピトー管追加

・全脚ライト追加

・主脚カバーをプラ板で作り直し

・主脚カバーを技MIXのF-4より流用

・パイロット流用とヘルメット大型化

・オレンジっぽい★デカールの赤色化

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実際やってみて、パネルラインの入れ直しと顔の面取り修正は映画の機体イメージにグッと近づきますのでおススメの工作と思います。

塗装は劇中イメージそのまま、メタルカラーの筆塗りでギラギラに仕上げました。

胴体下面のエアインテイクのフィッティングがよくないのと、ジェットノズルが後付け出来ないのが残念。ノズルの組立手順、要注意です！

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手で持って飛ばしたり、後ろから写真を撮ってみたりすると劇中で飛行するイメージとドンピシャで、好きな方には手放しでおススメできる、購入すべきキットです。私は３機作ってもう大満足。長年探しているアニグランドの1/48レジンキットはもう必要なくなりました(笑)